■紹介 自分の英語遍歴が、著者の言い分と重なった。 そして何をどう練習することが大事か、 回数や、単語数をもって示してくれている。 ①幻想は幻想であり、 朝起きていきなり英語がしゃべれる事はないし、 高い教材を買っても、なんとなしに成果が出ることはない。 ②中、高、大はなんとなく英語の授業を受けていただけ。 ③暗記する必要はなく、繰り返しやることで刷り込むことが大事。 ④TOEICの評価と、英語を使うという評価の感覚が同じ。 ・600点:しゃべらない人からは、しゃべれていいなーと言われる。 ・900点:ネイティブに混じれば、わからないことも多々ある。 ⑤数字が明確に記載されている。 ・音読練習では初回は必ず30回以上。 ・20000語でTIME、8000語でTOEICを読むレベル。 などなど 過去、現在、そして未来を示す、題名通りのマップになっている。 これまで英語を勉強してもいまいち成果がでなかった人、 これから英語を勉強したいけど何をしたらいいかわからない人、 いろんな英語初心者から中級者にお薦めできる良書、だと思われる。 1年後にでも結果が出れば、 ★を4つから5つに変えて、「だと思われる」は消しておきます(笑) ※注 あくまでも勉強方法が記載されている本です。 この本を読んだだけで、英語が上達することはありません。 読むだけでなく、記載されている内容を実行する必要があります。 ■簡略抜粋 ○学校英語の限界には次のような要因があります。(P.30) ⑤教師自身の英語能力があまり高くない場合が多い。 ○基本法則を効率的な方法で実践する重要なポイント。(P.33) ①文法・構文は基本的なものをマスターしてから、 より高度で複雑なものに取りかかる。 ②勘や推測に頼らない、分構造をしっかりと把握する読み方を身に着ける。 ③学んだことを「わかる」だけでなく「できる」ようにする。 ④「わかっていること」を「できる」ようにするために声に出す。 ⑤一気の暗記をせず、軽い繰り返しによる刷り込みで知識を技術に変える。 ○TOEICは900から満点のレベル。(P.38) 複数のネイティブ同士の非常にカジュアルな会話、 早口でぞんざいな発音で話させる映画やテレビドラマでは半分程度しかわからない。 英文を書くと構文的にはほぼ正確だが、 冠詞、