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7月, 2009の投稿を表示しています

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法 (単行本) 森沢 洋介 ベレ出版

■紹介 自分の英語遍歴が、著者の言い分と重なった。 そして何をどう練習することが大事か、 回数や、単語数をもって示してくれている。 ①幻想は幻想であり、  朝起きていきなり英語がしゃべれる事はないし、  高い教材を買っても、なんとなしに成果が出ることはない。 ②中、高、大はなんとなく英語の授業を受けていただけ。 ③暗記する必要はなく、繰り返しやることで刷り込むことが大事。 ④TOEICの評価と、英語を使うという評価の感覚が同じ。  ・600点:しゃべらない人からは、しゃべれていいなーと言われる。  ・900点:ネイティブに混じれば、わからないことも多々ある。 ⑤数字が明確に記載されている。  ・音読練習では初回は必ず30回以上。  ・20000語でTIME、8000語でTOEICを読むレベル。  などなど 過去、現在、そして未来を示す、題名通りのマップになっている。 これまで英語を勉強してもいまいち成果がでなかった人、 これから英語を勉強したいけど何をしたらいいかわからない人、 いろんな英語初心者から中級者にお薦めできる良書、だと思われる。 1年後にでも結果が出れば、 ★を4つから5つに変えて、「だと思われる」は消しておきます(笑) ※注  あくまでも勉強方法が記載されている本です。  この本を読んだだけで、英語が上達することはありません。  読むだけでなく、記載されている内容を実行する必要があります。 ■簡略抜粋 ○学校英語の限界には次のような要因があります。(P.30)  ⑤教師自身の英語能力があまり高くない場合が多い。 ○基本法則を効率的な方法で実践する重要なポイント。(P.33)  ①文法・構文は基本的なものをマスターしてから、   より高度で複雑なものに取りかかる。  ②勘や推測に頼らない、分構造をしっかりと把握する読み方を身に着ける。  ③学んだことを「わかる」だけでなく「できる」ようにする。  ④「わかっていること」を「できる」ようにするために声に出す。  ⑤一気の暗記をせず、軽い繰り返しによる刷り込みで知識を技術に変える。 ○TOEICは900から満点のレベル。(P.38)  複数のネイティブ同士の非常にカジュアルな会話、  早口でぞんざいな発音で話させる映画やテレビドラマでは半分程度しかわからない。  英文を書くと構文的にはほぼ正確だが、  冠詞、

yumコマンドのproxy設定方法

CentOSでvnc-serverを使用しようと思い、まずはインストール。 yum –u install vnc-server ところが以下のエラーが発生。 Could not retrieve mirrorlist http://mirrorlist.centos.org/ 現在の環境がプロキシ経由のためでした。 etcの下にある、yum.confに以下を追加。 (どこでもいいらしい) proxy=http://URL:PORT 無事解決し、インストール完了。 さてリモート接続できるかな。

.torrentとは

CentOSのisoをダウンロードしようとしたときに、 なんだこれ?って思ったので、メモ。 Torrentファイル(.torrent)とは? BitTorrentで使用するファイル。 BitTorrentとは? P2Pファイル共有ソフトの一つで、 .torrentファイルを利用して実施する。 虎と称されることがあるらしい(笑)

仮想化の負の側面

最近巷で流行の仮想化。 個人的にはいい傾向で、楽しいと思うのだが、 その負の側面がまとめられているサイトがあったのでメモと紹介と感想。 仮想化は甘くない@ITPro より。 ( 割高になることもある仮想化のコスト から省略しつつ抜粋) ■コストは本当に安くなるのか?  ●機器と人件費、そして仮想化ソフトウェアとの価格の比較   仮想化していない通常のシステムの価格:4700万円   サーバ100台を20台に集約した場合の価格:4940万円   (実は集約しないほうが安い!)   サーバ100台を10台に集約した場合の価格:3570万円   実は導入する仮想化ソフトウェアが、   ハード本体と少しの人件費より高いんじゃないって問題。   ただ、低コストの仮想化ソフト(MSのHyper-V、Oracle VM)が登場すれば、   仮想化ソフトの割高感は急速にぬぐい去られるだろうとのこと。   (Hyper-VはWindows Server 2008」に数千円の費用追加で利用できる。)  ●ストレージの価格   仮想化ソフトのライブマイグレーション(VMotionとか)を使うには、   ストレージが必須になる。   ライブマイグレーションを利用するなら、   外付けストレージ代として1000万円から2000万円は必要。 ( 仮想化できないサーバー から省略しつつ抜粋) ■ハードウェアリソースは効率良く使えるのか?  ●CPUの劣化原因   例えばCPU使用率20%のサーバー4台を1台に統合すれば、   仮想化ソフトのオーバーヘッドを除いた単純計算では、   使用率が80%に高まり資源を有効活用できるはず。   ところがある仮想マシンに仮想CPUを4個割り当ててしまうと、   実マシンのCPUが4個同時に空かない限り処理の順番が回ってこない。   そしてスケジューリングの効率が極端に劣化し、   仮想マシンの処理性能が低下する。   性能を重視する際は、   仮想マシンに割り当てる仮想CPU数の合計は   実マシンのCPU数(コア数)以下にとどめるのが賢明とのこと。  ●I/O   OSとハードの間に仮想化ソフトが入る分、   CPUの動作モード(リング)遷移が増えてI/O性能の劣化は

Win2k3EEでのOracle11gのuninstall手順

WindowsServer2003 R2 Enterprise EditionでのOracle11gのアンインストール手順。 1.Database Configuration Assistantからデータベースを削除する。   →対応するサービス、レジストリも削除されます。 2.Universal InstallerからOracleのProduct本体を削除する。   →対応するサービス、レジストリも削除されます。 3.サーバ再起動。 4.残っているフォルダを削除する。   (安全のために移動させるだけでも、問題なし。) 1,2が完了した時点で、 OracleDababaseに関するサービス、レジストリ項目は全て削除されていました。

消された一家 豊田 正義 新潮社

■紹介 遺体なき大量殺人事件。 このように聞くとサスペンスドラマなどが思い浮かぶが、 この本の内容はフィクションではない。 巧妙なテクニックを様々に駆使し、 非凡とも言える支配する才覚を持った一人の男が、 一家族を監禁し、家族同士を殺し合わせた。 私達はこの事件から何を学ぶことができるのだろうか。 ■抜粋 ○心理的支配の最終段階は、  被害者みずからの論理原則をみずからの手で侵犯し、  みずからの基本的な人間的つながりを  裏切るようにさせてはじめて完了する。(P.56) ○実験的に檻に閉じ込めた人間や犬などに電気ショックを与えつづけると、  当初は逃げようとしていても、  次第にそれが不可能だと学習し、無抵抗になっていく。  そしてしまいには、扉を開けても檻から出なくなる。  (中略)  強制収容所における囚人たちの最終的な心理段階とは、  生きる意志や自殺する気力さえも失くし、  絶対受身の態度に徹することだという。  こうした囚人達は「もはや食物を探そうとも暖をとろうともせず、  殴られるのを避けようともせず、  生きながらの死者とみなされた。」(P.111) ○『詰問を否定しても通電、  肯定しても通電、黙っていても通電』というパターンのものとで、  次第に『目前の通電をいかに回避するか』に注意が集中するようになる。  (中略)  『通電の制裁』の観念が先に浮かんでしまい、  合理的な行動選択、動機付けがブロックされてしまうのである。  その結果、緒方にとっては  松永の意向をいかに敏感に的確に捉えるかが最優先課題となる。  (中略)  松永の支持は直接的、明示的ではなく、  常に婉曲な示唆をほのめかしの形を取るが、  緒方は直ちにそれを実行のサインと受け取り、  そこに批判が介在する余地は無い。(P.289)