スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則 カーマイン・ガロ 日経BP社 発売日:2011-06-30 ブクログでレビューを見る» ひたすらやり続けられる好きなことを見つける。 見つけたらひたすらやり続ける。 他人の境地を遥かに凌駕する領域までやり続ける。 ただこれだけでは足りない。 最終的な成果物を購入するのは他人であるため、 これまで内側に向いていた情熱を他人に重ねる必要がある。 イノベーターに必要といわれる、 連結する力とはこの両輪を言うのではないだろうか? (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋) ○夢の実現にむけて人生を歩む人は3%にすぎないと聞いたことがある。(P.27) ○目標が高すぎて届かないことよりも、 目標が低すぎて簡単に届いてしまうことのほうが、 普通、害が大きい。(P.37) ○レポートをタイプしてほしいという人がいたら 『僕がやってあげるよ』と言っていた。 そう言って朝4時までタイプしたりするんだ。 タイプが大好きだったからね。 報酬は1セントも受け取らなかった。 大好きなことができるなら、お金なんて気にならないものだよ。(P.48-49) ●どうればアントレプレナーとして成功できるか? ジョブズのオーラルヒストリープロジェクトでの回答。 とりあえずレストランの雑用係かなにかになり、 自分が本当に情熱を傾けられるものを探すべきだと思う。 成功できた人とできなかった人を分けるものの半分は、忍耐力だと思う。 かなりの期間1日18時間休みなしで働き続けなければならない。 情熱がなければどこかであきらめてしまうはずだ。(P.49-50) ○「私にも書ける。熟知しているし、大好きだ」と気づく(P.78) ○人はかけられた期待が大きいほどよい成果をあげる傾向があり、 これを利に額ではピグマリオン効果と呼んでいる。(P.123) ○とってもクールな車をモーターショーで見たのに、 その4年後、発売された車はなんともお粗末。 どうしたんだよって思うよね。(P.125) ●イノベーターとそうない人の違いは何か。 経験や知識が豊富になるほど、脳の関連づける能力が高くな