スキップしてメイン コンテンツに移動

SQL*PlusからSQLServer2005に接続すると文字化けが発生する

SQL*Plus(バージョン11.1.0.6)から、
SQLServer2005のデータを取得しようとしたら文字化けが発生した。

numeric型では文字化けは発生しないが、
nchar型で文字化けが発生していることから、
文字コードかなと推測。

文字コードを調べてみたところ、
OracleのUnicodeは設定しだいで、
SQLServerのUnicodeはUCS-2
Microsoft SQL Server 2000 および Microsoft SQL Server 2005 において Unicode で格納される情報には、UCS-2 エンコードが使用されます。)、
らしい。

UCS-2だから文字化けしてるのかと思っていろいろやってみたが解消されず、
外国系Google先生にお訪ねしてみると、以下のご回答をいただけました。

謎の英語サイト

When trying to access SQL_WCHAR data, data is either incorrectly returned or an Oracle error is returned. This is because Easysoft’s Windows ODBC drivers use little endian (UCS-2LE) format for SQL_WCHAR data, but DG4ODBC currently expects big endian (UCS-2BE) SQL_WCHAR data. This issue is currently being investigated by Oracle and should be resolved in Oracle version 11.1.0.7. (See Oracle Bug 6993468 - FAILURE TO QUERY USING DG4ODBC - VARCHAR DATA OUTPUT IS GARBLED on the OracleMetaLink site.)


どうやらbigとlittleのendianの取り扱いによる、Oracleのバグらしい。
パッチをあててバージョン11.1.0.7のSQL*Plusで実施したら解消されました。

とりあえず解決してよかったが、まさかバグとは・・・。
そして文字コードの難解さを改めて感じた二日間でした。

コメント

このブログの人気の投稿

間違ったフォーマットのプログラムじゃないんだけど

以下エラーに対し、 ファイルまたはアセンブリ 'SSPI'、またはその依存関係の 1 つが読み込めませんでした。間違ったフォーマットのプログラムを読み込もうとしました。 以下環境で対応した話です。 VisualStudio2012(C# ASP.NET MVC4.0) IIS7.5 とあるところのdllを使用中 ASP.NETをIISに発行しようとしたら、上記エラーが発生。 他のプロジェクトでは問題なく発行できているのに、 何かと思ってみたら、google先生に尋ねてみると、 DLLファイルの対象プラットフォーム(32bit/64bit)が異なる とのことでした。 このサイトでは対処方法として、 運用環境のプラットフォームに合わせ、適切なランタイムファイルを配布してください。 と記載されていますが、今回の私のようにとあるところのdllを使用している場合などは、 そうもいかない場合もあるでしょう。 そこでdllを変更できない場合には、 IISのアプリケーションプールの設定で、 32bitアプリケーションを有効化してあげることで対応できます。 以下手順です。 コントロールパネル → 管理ツール → インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー を起動します。 変更したいアプリケーションを右クリックして、詳細設定を選択します。 32ビットアプリケーションの有効化をTrueに変更します。 もう一度発行します。 ここまでです。 簡単だけど知らないとなかなかはまるかなって気がしますね。 独特のくせなのかもしれません。 そして、次なるエラー発生中です・・・。

SQLServer2008でのトランザクションログの切り捨て方

SQL Server 2008でとあるDBのトランザクションログが一杯に。 BACKUP LOG DatabaseName WITH TRUNCATE_ONLY を使ってトランケートしようとしたら、 'TRUNCATE_ONLY' はBACKUP オプションとして認識されません。 との冷たい返事。2008で廃止されていたのを忘れていた。 SQL Server 2008 で廃止されたデータベース エンジンの機能@MSDN そこでヌルデバイスを使用してバックアップを取得する方法で、切り捨てを試みる。 BACKUP LOG DatabaseName TO DISK = ‘nul’ GO するとまた冷たい返事。 現在、データベースのバックアップが存在しないので、BACKUP LOG を実行できません。 2008では過去にフルバックアップを取得しておかないと、ランザクションのバックアップが取得できないことを忘れてた。てなわけで、まずはデータベースのフルバックアップを取得して、 BACKUP DATABASE DatabaseName TO DISK = ‘nul’ GO もう一度トランザクションのバックアップをして、やっと切り捨てれた。最初から単純にしておけばよかった・・・。

並列化できない非同期の話

あるバッチ処理で顧客にメール送信する場面ありますよね。そんなとき、メール送信はメールサーバに投げ込むだけなんだから、投げ込むの非同期すりゃ早くなるんじゃないって思いませんでした? 思いますよね? そんなことを考えて、C# で SmtpClinet を使ったお話です。ちなみに結論的に非同期で早くなりません。 SmtpClient.SendAsync C# でメール送信するなら、SmtpCilent クラスってのがありますと。こいつが同期でメール送信する Send だけではなく、非同期でメール送信する SendAsync ってのを持っているわけですよ。 MSDN を参照すると、 指定した電子メール メッセージを、配信用 SMTP サーバーに送信します。 このメソッドは、呼び出し元のスレッドをブロックしません。また、呼び出し元は、操作の完了時に呼び出されるメソッドにオブジェクトを渡すことができます。 とのこと。非常に Good ですね! 少しの背景と過大な期待 背景として、すでに動いているバッチが遅いって話になって、性能改善に取り組んでいました。現存しているバッチは Send で動作しています。 てことは、 SendAsync にするだけいいんじゃないの?それだけ非同期になるから早くなっちゃうんじゃないの?こんな期待感でいっぱいでした。 ところが 修正して実行すると想定以上の時間で完了しました。でもメールが飛んできません。。。よくよく見ると例外が。。。そしてよくよく MSDN を見ると、 SendAsync を呼び出した後、Send または SendAsync を使用して別の電子メール メッセージを送信する前に、電子メールの伝送が完了するまで待機する必要があります。 とのこと。 これって結局メール送信は非同期で並列になることことを許容していないってことだったんですね。 非同期と並列処理は別ですが、とは言え並列処理を許容していないとは。。。 結局 今回は Parallel.Foreach を使って、メール送信箇所は並列処理するように書き直しました。これもお手軽ですね。