百発百中

OpenCVをCMakeでコンパイルするときにWITH_OPENNIオプションを付加することになる。だが64bit版のOpenNI、PrimeSensorを使っているとCMakeでConfigureしたときに、OPENNI_LIB_DIR、OPENNI_PRIME_SENSOR_MODULE_BIN_DIRに値が入らない（何を入力しても空白になってしまう）。 どうやら64bit版を使うにはOpenCVFindOpenNI.cmakeの変更が必要でした。その手順メモとなります。 【環境、バージョン】 Windows7 OpenNI win64 1.5.2.23 PrimeSense win64 5.1.0.41 OpenCV 2.3.1 cmake 2.8.7 x86 【手順】 Where is the source codeに設定してあるフォルダ配下にあるOpenCVFindNI.cmakeを開く。 以下の内容に合わせて二箇所修正する。 修正箇所は Finding OpenNI in windows 64bit の OpenCVFindOpenNI.2.patch を参考にしました。 ■20～21行目 ・修正前 find_file(OPENNI_INCLUDES "XnCppWrapper.h" PATHS $ENV{OPEN_NI_INCLUDE} "/usr/include/ni" "/usr/include/openni" "c:/Program Files/OpenNI/Include" DOC "OpenNI c++ interface header") find_library(OPENNI_LIBRARY "OpenNI" PATHS $ENV{OPEN_NI_LIB} "/usr/lib" "c:/Program Files/OpenNI/Lib" DOC "OpenNI library") ・修正後 if(WIN32) if(NOT (MSVC64 OR MINGW64)) find_file(OPENNI_INCLUDES "

64bit環境のVisualStudio2010でOpenCVを使う方法 で完了していたつもりが、設定が足りていなかった。つまるとこ「５．テストコードを使って動作確認。」で確認したつもりができていなかった。。。 以下設定値のメモ。 １．OSのパスの設定（が足りてなかった。。。致命的orz） 本家OpenCVの OpenCV Installation Guide に、以下をPathに設定せよときちんと書いてありました。 　<cmake_binary_dir>\bin\Release 　<cmake_binary_dir>\bin\Debug ２．VisualStudioの設定 　インクルードディレクトリ 　<cmake_binary_dir>\build\include\opencv 　<cmake_binary_dir>\build\include 　ライブラリディクレトリ 　<cmake_binary_dir>\lib\Debug 　リンカー　→　入力　→　追加の依存ファイル 　※debug用の設定のみです 　opencv_core231d.lib 　opencv_highgui231d.lib 　opencv_video231d.lib 　opencv_ml231d.lib 　opencv_legacy231d.lib 　opencv_imgproc231d.lib 以上です。

Kinectを使用した作品がいくつか出ていることもあり、漫画がいっぱいあることもあり、ちょっと前に 第15回文化庁メディア芸術祭 に行ってきました。 Kinectを使ったものでは Soak が抜群に良かったです。 伝統的な染織物を使用していてさわり心地がすごく気持ちいいインターフェースで、ふれてへこませるとやんわりと染みが広がる。ふれる、へこむ、しみる、と一連の流れがすごく自然で、なじむっていうのはこういうことをいうのかなって思った。 他にはHIMATSUBUSHI、皺、GameBorderがおもしろかった。 ・HIMATSUBUSHI あるあると思うことの実現、面白い。 ・皺 人と人生をしっかりと見ると、こういう漫画になるのかなって思った、Viva観察。 ・GameBorder 最後に画面を飛び出してくるところで、今後のGameはこうなるって言われている気がしました。歴史だけでなく未来まで見せるあたりがさすが。

64bit環境のVisualStudio2010でOpenCV（バージョン2.3.1）を使う方法です。 ※バージョンが違ってもやることは同じなので、同じ方法でできると思います。 64bit版のインストーラーがないので、 自分でコンパイルしてセットすることになります。 以下のサイトが非常に参考になりました。 ほとんど迷うことなく、ここに記載されている内容で実施できました。 OpenCV 2.2 開発環境構築メモ (Visual Studio 2010編) 以下に概略を記載しておきます。 １．CMakeをダウンロードしてインストール。 ２．OpenCVをダウンロードして解凍する。 ３．CMakeからOpenCV用のslnファイルを作成する。 　　自分の場合は64bit版のモジュールを作成したかったので、 　　上記サイトとここの手順が異なりました。 　　と言っても選択する項目がちがうだけですが、 　　Visual Studio 10 Win64 を選択します。（以下参照） 　　　 　　　 ４．slnファイルをVisualStudioで開いてコンパイル。 　　だいたい15分ぐらいかかった気がします。 ５．テストコードを使って動作確認。 以上です。 ※VisualStudioで使うには上記手順で設定が足りていなかったので OpenCVを使うためのVisualStudio2010の設定 を追記しました。