スクラッチで開発する場合、
ソフトウェア会社以上のプログラミング能力、マネージメント力が必要になると思うのだが、
現実としてそのようなSIerはない気がする。
まして本来であれば一発でいいものなんて作れるわけが無いはずなのに、
バージョンアップされることもない。
あっても5年に1回と、10年に1回の刷新で、
それもまた前と同様に0からの新規と同じ。
企業で使われているシステムというのは、意外にしょぼいのかもな。
以下抜粋。
○私が本当にやりたかったのは、コンピューターを使うことであって、
コンピューターで問題を解決することではなかった。(P.19)
○自分の成功から学んでいく。次の機会にはもっとうまくやる。
そのたびに、ひとつ上のレベルに上っていく。(P.27)
○経営管理のプロにソフトウェア・チームやソフトウェア会社の管理を任せると、
悲惨なけっかになる。
有望なソフトウェアとくずを見きわめることも、
スケジュールや製品設計を評価することもできない。(P.45)
○ゲイツの最大の長所は、柔軟性にある。
ぴったりの時期に、たくみに進路を変える。
絶対的な基準にしがみつく人間が多い世界で、
ゲイツは首尾一貫性よりも、
正しい行動をとることを選ぶ。(P.45)
○最初は成功したソフトウェア会社が、
コードを知らない管理者の失敗で急激に転落した例はいくつもある。(P.145)
○NTを使いつづけたい。
自分たちでバグを経験したい。
そうすれば、早く修正できるだろう。(P.177)
○泳げないヤツは沈めばいい(P.180)
○カトラーは、オペレーティング・システムを開発するときは、
機能を増やすより、スケジュールを短縮するべきだと考えている。
最初のバージョンは、機能を減らしても、早くリリースした方がいい。(P.183)
○猛烈にはたらき、最初の一年間で一万五千行のコードを書いた。(P.194)
○グループの中での力は、肩書きによるものでも、才能によるものでもなく、
「何を達成したかによる」とカトラーは信じている。(P.255)
○自分に怒りが向けられたら、なるべく早く、だれかに罪を転嫁するのがいい。(P.259)
○コードを書いているにしろ、遊んでいるにしろ、
いつもキーボードをたたいているプログラマーが多いのは、
コンピュータがおもしろくてたまらないからだ。(P.276)
○息子はしぶしぶドアを開けながら言った。
「試合が終わったときに来てくれるんだったら、
おもちゃを全部すてるって約束するんだけど」。
この言葉に、「ナイフを胸につきたてられたように」感じた。
その日は一日、息子に付き合うことにした。(P.272)
○「ほとんどのプロジェクトでは、
当初のバージョンはほとんど使い物にならない。
あまりに遅いか、あまりに大きいか、あまりに使いにくいか、
あるいはこの三つの欠陥を三つともかかえている」(P.292)
○ラシッドは科学者のように考える。
なにが可能なのかを考える。
カーネルにページングを取りいれて、『どこがこわれるのか、みてみよう』と言う。
こわれた部分は、ページングをやめればいい。
これに対してカトラーは、エンジニアとして、状況を検討している。
解決策をあらかじめ設計しておこうとする。
どの部分でページングが使え、どの部分で使えないのかを、あらかじめ決めておく。
こうすれば、信頼性の高いソフトができる。(P.318)
○忘れてはならない。
いまが人生で最良のときなのだ。
いまはそう思えないかもしれない。
しかし、何年かたって振り返ってみれば、
自分たちがなし遂げたことに驚嘆するようになるだろう。(P.350)
○会議に参加している幹部のほとんどは、
あるバグを取り除くべきかどうか、
判断できるわけではない。(P.362)
ソフトウェア会社以上のプログラミング能力、マネージメント力が必要になると思うのだが、
現実としてそのようなSIerはない気がする。
まして本来であれば一発でいいものなんて作れるわけが無いはずなのに、
バージョンアップされることもない。
あっても5年に1回と、10年に1回の刷新で、
それもまた前と同様に0からの新規と同じ。
企業で使われているシステムというのは、意外にしょぼいのかもな。
以下抜粋。
○私が本当にやりたかったのは、コンピューターを使うことであって、
コンピューターで問題を解決することではなかった。(P.19)
○自分の成功から学んでいく。次の機会にはもっとうまくやる。
そのたびに、ひとつ上のレベルに上っていく。(P.27)
○経営管理のプロにソフトウェア・チームやソフトウェア会社の管理を任せると、
悲惨なけっかになる。
有望なソフトウェアとくずを見きわめることも、
スケジュールや製品設計を評価することもできない。(P.45)
○ゲイツの最大の長所は、柔軟性にある。
ぴったりの時期に、たくみに進路を変える。
絶対的な基準にしがみつく人間が多い世界で、
ゲイツは首尾一貫性よりも、
正しい行動をとることを選ぶ。(P.45)
○最初は成功したソフトウェア会社が、
コードを知らない管理者の失敗で急激に転落した例はいくつもある。(P.145)
○NTを使いつづけたい。
自分たちでバグを経験したい。
そうすれば、早く修正できるだろう。(P.177)
○泳げないヤツは沈めばいい(P.180)
○カトラーは、オペレーティング・システムを開発するときは、
機能を増やすより、スケジュールを短縮するべきだと考えている。
最初のバージョンは、機能を減らしても、早くリリースした方がいい。(P.183)
○猛烈にはたらき、最初の一年間で一万五千行のコードを書いた。(P.194)
○グループの中での力は、肩書きによるものでも、才能によるものでもなく、
「何を達成したかによる」とカトラーは信じている。(P.255)
○自分に怒りが向けられたら、なるべく早く、だれかに罪を転嫁するのがいい。(P.259)
○コードを書いているにしろ、遊んでいるにしろ、
いつもキーボードをたたいているプログラマーが多いのは、
コンピュータがおもしろくてたまらないからだ。(P.276)
○息子はしぶしぶドアを開けながら言った。
「試合が終わったときに来てくれるんだったら、
おもちゃを全部すてるって約束するんだけど」。
この言葉に、「ナイフを胸につきたてられたように」感じた。
その日は一日、息子に付き合うことにした。(P.272)
○「ほとんどのプロジェクトでは、
当初のバージョンはほとんど使い物にならない。
あまりに遅いか、あまりに大きいか、あまりに使いにくいか、
あるいはこの三つの欠陥を三つともかかえている」(P.292)
○ラシッドは科学者のように考える。
なにが可能なのかを考える。
カーネルにページングを取りいれて、『どこがこわれるのか、みてみよう』と言う。
こわれた部分は、ページングをやめればいい。
これに対してカトラーは、エンジニアとして、状況を検討している。
解決策をあらかじめ設計しておこうとする。
どの部分でページングが使え、どの部分で使えないのかを、あらかじめ決めておく。
こうすれば、信頼性の高いソフトができる。(P.318)
○忘れてはならない。
いまが人生で最良のときなのだ。
いまはそう思えないかもしれない。
しかし、何年かたって振り返ってみれば、
自分たちがなし遂げたことに驚嘆するようになるだろう。(P.350)
○会議に参加している幹部のほとんどは、
あるバグを取り除くべきかどうか、
判断できるわけではない。(P.362)
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