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MITメディアラボ 魔法のイノベーション・パワー 早川書房 フランク・モス

突き進んで、突き抜けた先に、何があるかわらなくとも、
その見える景色に見出される価値はたくさんある。
自分に見えなくとも、他の人が見出してくることもある。

イノベーションはアイディアと行動から構成されていて、
考えては作る、その連続が新しいモノを生み出しているのだと思う。

連続して走り続けるための基礎筋力は、
いつどこでどうやって作られたのだろうか?

(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
○テクノロジーは人々の情報消費、ショッピング、交流スタイルは変えたものの、
 気候変動、貧困、慢性病など、人間や社会が抱える真の問題を解決していなかった。(P.45)

○ハーの医師は永久に足が使えないと言った。
 しかし、その間違いを証明していく中で、彼はメディアラボでの研究の方向性を決める、
 ひとつの事実に気づいた。
 障害を抱えているのは”人”ではなく、
 本来”障碍者”を支えるはずの”テクノロジー”のほうなのだと。(P.57)

○世界を変えるイノベーションを考え出すコツは、
 既知の疑問に対して斬新な解決策を見つけることではなく、
 斬新な疑問を投げかけることなのだと信じるようになった。(P.80)

○君たちが住みたくなるような都市とは?
 その理想都市にふさわしい自動車を設計するとしたら?(P.96)

○子どもの学習能力が最大限に発揮されるのは、
 モノを作りながら積極的に遊んでいるときだと理論付けた。(P.117)

○出席した銀行家たちが、ロイの子どもの言語学習の研究と、
 銀行業界の抱える悩みを結び付けるとは、
 誰も予想していなかった。(P.142)

○面白いことに、デジタル革命が進むについて、
 実店舗での人々の交流を理解することは、
 不要になるどころかますます重要になっている。(P.145)

●子どもが言葉を覚えるにつれ、
 大人が子どもへの対応の仕方を絶えず調整し続けるという事実を見過ごしていた。
 (中略)
 ロイの赤ん坊が新しい単語を学ぶと、
 三人の大人が自然とその単語を赤ん坊と話すときの語集に含めることがわかった。
 ロイはこれを「調整行動」と呼んでおり、
 子どもは静的な環境や不変な環境での体験から
 言語を学ぶとする主流理論には欠けている概念だと考えている。(P.168)

○ロボットの”キラー・アプリ”は健康と福祉ではないかと思っている(P.216)

○実際、その多くがオートムに感情移入し、
 テストの終了後には彼女との別れを惜しんだ。(P.271)

●子供用おもちゃ(P.291、305)
 ビートバグ、ミュージックシェーバー、クリケット、ピコクリケット、WeDo

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